ターン 特別版
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スタッフ・キャスト
監督: 平山秀幸 原作: 北村薫 脚本: 村上修 撮影: 藤澤順一 美術: 中澤克巳 音楽: ミッキー吉野 出演: 牧瀬里穂/中村勘太郎/倍賞美津子/柄本明/川村亜矢子/北村一輝
レビュー
Amazon.co.jp 北村薫の「時と人三部作」の中の一作を映画化した異色ファンタジー。交通事故に遭った真希(牧瀬里穂)は、事故に遭った瞬間、前日の同じ時刻に引き戻されてしまう。日常とまったく変わらない風景にみえるが、その世界には真希以外の人間は誰ひとり存在しなかった。同じ1日を繰り返すうち、1本の電話がかかってくるが…。 日常から自分以外の人間が消え失せ、同じ1日を何度も繰り返せねばならないという設定は、地味なようだがヒジョーにシュールで怖い。泣いてもわめいても変わらない奇妙な現実。そんな事態に陥りながらも自力で何かを変えようとする真希の姿は、生きる勇気を奮い立たせてくれる。主演は華があるが影もある牧瀬里穂。彼女にぴったりの役どころを丁寧に演じ、第56回毎日映画コンクール女優主演賞した。監督は『愛を乞うひと』の平山秀幸。(茂木直美)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 北村薫の“時と人三部作”の第2作目を映画化したファンタジー作品。昨日の同じ時間にターンしてしまう不思議な現象に翻弄される女性と唯一彼女と連絡が取れる男性の姿を描く。前作『愛を乞うひと』で各賞を総なめにした平山秀幸監督作品。
内容(「Oricon GE」データベースより) 交通事故の瞬間に時間の狭間に飛ばされてしまった女性の心の動きを描いた、北村薫原作のベストセラー小説を平山秀幸監督が映画化。牧瀬里穂、中村勘太郎、倍賞美津子ほか出演。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より) なかなか芽が出ない29歳の銅版画家志望の女子が交通事故に遭った。気づくと彼女は無傷だったが、それ以来住み慣れた街からは人が消え去り、事故にあった時刻が訪れると前日の同時刻に“ターン”してしまうようになる。そんな奇妙で孤独な生活が限界に達したある日、電話が鳴った……ってな北村薫の同名小説の映画化作品。主人公に扮する牧瀬里穂は相変わらず演技も表情も硬いのだけど、セシル・カットも初々しいその姿はこの“大人になれない大人のためのファンタジー”にふさわしい存在感を示す。何せほとんど一回り年下の勘九郎ジュニアが相手役でもまったく違和感がないんだから。デビュー作『東京上空いらっしゃいませ』もそうだったし、“幽霊”役をやらせりゃ外れなしってか。 (長谷川町蔵) --- 2002年06月号
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