瀬戸内三部作メモリアル DVD-BOX
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スタッフ・キャスト
[1]製作: 原正人 プロデューサー: 飯泉征吉/山下健一郎 監督: 篠田正浩 原作: 阿久悠 脚本: 田村孟 撮影: 宮川一夫 企画: 海老名俊則/黒井和男 美術: 西岡善信 録音: 西崎英雄 照明: 佐野武治 編集: 山地早智子 音楽: 池辺晋一郎 出演: 夏目雅子/郷ひろみ/大滝秀治/加藤治子/渡辺謙/伊丹十三/山内圭哉/大森嘉之/佐倉しおり/岩下志麻[2]製作総指揮: 古川博三 製作・原作: 阿久悠 製作: 原正人 製作協力: 黒井和男 プロデューサー: 山下健一郎 監督・脚本: 三村晴彦 脚本: 河本瑞貴 撮影: 羽方義昌 美術: 間野重雄 照明: 島田忠昭 録音: 吉田庄太郎 作曲・編曲: 宮川晶 編集: 山地早智子 音楽監督: 渋谷森久 出演: 田原俊彦/鷲尾いさ子/黒崎輝/佐藤浩市/吉行和子/ケーシー高峰[3]製作総指揮: 奥山和由 製作: 幸甫/海老名俊則/村上光一/田中迪 プロデューサー: 鯉渕優/新津岳人 監督: 篠田正浩 原作・企画: 阿久悠 脚本: 成瀬活雄 撮影: 鈴木達夫 美術: 池谷仙克 衣裳: 朝倉摂/新井喜一 録音: 瀬川徹夫 照明: 水野研一 編集: 阿部浩英 企画: 原正人 音楽: 池辺晋一郎 出演: 長塚京三/羽田美智子/高田純次/永澤俊矢/鳥羽潤/吉川ひなの/フランキー堺/岩下志麻
レビュー
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作詞家の阿久悠が自身の戦後体験をもとにした小説を原作とした映画3作品をBOX収録。まず篠田正浩監督の1984年度作品『瀬戸内少年野球団』は、敗戦直後の淡路島を舞台に、未だ戦争の影を引きずる大人たちとは裏腹に、戦勝国アメリカがもたらした娯楽＝野球のチームを結成する少年少女たちの姿を生き生きと描いていく。淡路島は阿久悠の故郷。先生役の夏目雅子は、惜しくもこれが遺作となった。
1987年の『瀬戸内少年野球団・青春編／最後の楽園』はその続編にあたり、1950年代後半の東京を舞台に前作の少年少女が成長して上京し、それぞれの青春を生き抜いていく姿が切なく描かれていく。主演は田原俊彦と鷲尾いさ子で、監督は『天城越え』などの俊英・三村晴彦にバトンタッチ。そして再び篠田正浩監督がメガホンをとった96年の『瀬戸内少年セレナーデ』は、阿久悠の『飢餓旅行』が原作。阪神大震災直後の神戸から、昭和21年の淡路島へとさかのぼっていくという構成で、ある一家が戦死した長男の骨を故郷の宮崎に収めるための船旅の様子が描かれていく。長塚京三の頑固一徹な父親像が秀逸。また次男役の鳥羽潤は、本作でその年の新人賞を多数受賞した。3作ともに個性豊かではあるが、その中でもやはり戦後日本に対する篠田監督の想いが原作のテイストと合致した第1作が秀でている。メインタイトルに星条旗を映し出し、そこにグレン・ミラー楽団の『イン・ザ・ムード』が流れるという皮肉さがたまらなく魅力的だ。（的田也寸志）
内容紹介
本編3枚に特典ディスク1枚を加えた4枚組。特製ブックレット封入、ピクチャーディスク、デジパック仕様。
【収録予定内容】
■Disc: 1
「瀬戸内少年野球団」（1984年）
■Disc: 2
「瀬戸内少年野球団・青春篇 / 最後の楽園」（1987年）
■Disc: 3
「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」（1997年）
■Disc: 4
○阿久悠撮り下ろしインタビュー
○篠田、三村両監督撮り下ろしインタビュー
○夏目雅子秘蔵映像＆写真集
ほか約120分収録。
内容（「DVD NAVIGATOR」データベースより）
阿久悠原作の「瀬戸内~」三部作の映画版を集めたBOX。夏目雅子主演の『瀬戸内少年野球団』、田原俊彦と鷲尾いさ子出演の『瀬戸内少年野球団・青春編/最後の楽園』、長塚京三と羽田美智子が共演した『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』を収録する。
内容（「Oricon GE」データベースより）
阿久悠原作の「瀬戸内三部作」(「瀬戸内少年野球団」「瀬戸内少年野球団・青春篇/最後の楽園」「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」)を収録したDVD-BOX。
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