ラヴェル:ダフニスとクロエ 全曲
↑↑↑↑をamazon.co.jpで内容をチェック/購入する↑↑↑↑
曲目リスト
1.バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(3部から成る舞踊交響曲)
レビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより) 鋭いリズム感と色彩感に長けたミュンフンによる「ダフニスとクロエ」の全曲盤。大曲における構成感の確かさも手伝って、この一大絵巻が、見事に織り上がった。オーケストラも豊かなニュアンスを出している。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より) 東京フィルとの実演では、ともすれば大音量でパワフルに押し切る傾向がうかがえるチョン・ミュンフンであるが、当盤では、きめ細かなフレージングを通じて、スコアに微細に書き込まれたダイナミクスを再現。その結果、エロティックな薫りにこそやや欠けるものの、3部から成る舞踊交響曲であるバレエ「ダフニスとクロエ」から、シンフォニックな綾を存分に紡ぎ出すことに成功している。テンポに関しても、たとえば第2部の「海賊たちの戦いの踊り」のように、かなり速めのテンポで疾駆することによって、きわめてスリリングな瞬間を形づくるなど、緩急のコントラストが強調されているのが印象的。変拍子系の踊りにおいても、曖昧さを介在させることなく、スコアに書き込まれた音がきちんと聴こえてくるという点でも、競合盤と大きな差別化が図られている。当曲のファースト・チョイスとしてはもとより、熱心なラヴェル・ファンにも大いにお薦めしたいディスクである。 (満津岡信育) --- 2006年04月号
|
[ラヴェル ダフニスとクロエ]←の人気順を見る
|