セロ弾きのゴーシュ
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レビュー
内容紹介 本作品は1975年、まだ劇場用アニメーションが少なかった時代、オープロダクション代表村田耕一氏の「日本人の原作をアニメーションにしよう」という発案により、脚本・監督 高畑勲、キャラクターデザイン・原画に才田俊次、美術に椋尾篁、音楽には間宮芳生という、一級のスタッフが参加して制作した劇場用アニメーション映画『セロ弾きのゴーシュ』をDVD化したものです。当時すでに「太陽の王子ホルスの大冒険」「パンダコパンダ」をはじめとする名作アニメ−ションを監督していた高畑勲の脚色・演出は、原作の内容と味わいを損なうことなく、本格的日本名作漫画映画を実現させています。
キャラクターは、「アルプスの少女ハイジ」「未来少年コナン」などの原画も担当した才田俊次が、原作からどこか素朴でユーモラスな味のあるキャラクターを作り上げ、それらを実に楽しく躍動させました。また、楽器演奏の描写という難題にも自らセロの奏法を学び、見事にこれを表現しました。また、「銀河鉄道999」「母を訪ねて三千里」などの美術監督をつとめ、斯界の第一人者といわれた椋尾 篁はやわらかで気品のある日本的な画調に、光と影の微妙な遠近法を加えて新しい独自の世界を創出しました。そして、音楽は「太陽の王子ホルスの大冒険」の音楽も手がけた、日本を代表する作曲家・間宮芳生が、原作にある「インドの虎狩り」や「愉快な馬車屋」を作曲しました。
様々な事情により幾度となく中断を余儀なくされつつも、制作をスタートした1975年から、5年の歳月をかけて1980年にようやく完成した『セロ弾きのゴーシュ』は、まさにアニメーションの達人達の努力の結晶といえます。
この映画の初上映は、同年9月、花巻市の賢治祭りでのこと。その後、1981年度毎日映画コンクール大藤賞を受賞。また、文部省をはじめとする推奨を受け、全国の子供たちへ向けて上映されてきました。
【映像特典】 1.絵コンテ映像 2.「賢治と音楽とイーハトーブ」〜賢治が聴いた‘交響曲第6番’(仮題) 3.劇場予告編 4.スタッフインタビュー(80分)高畑勲・村田耕一・才田俊次・窪田忠雄インタビュー 5.カラーキャラクター設定・ストーリーボード・美術ボード
内容(「Oricon」データベースより) “日本人の原作をアニメーションにしよう”という発案により、一級のスタッフが参加して制作された劇場用アニメーション映画のDVD化。音楽への愛と芸術の厳しさ、暖かさを物語る一方、ストーリーの根底には人生の目的を模索する若い世代に対する温かいメッセージを込めた青春映画でもある。声の出演は佐々木秀樹、雨森雅司、白石冬美ほか。
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