ハッピー・カラー・セラピー を通販で購入する(通信販売で予約する)

内容（「MARC」データベースより）

出版社からのコメント

◎「恋人の心変わりが<色>でわかる!?
「ソウルメイトに出会いやすくなる[色]の使い方」「恋人の浮気の深さを<色>で探る方法」など、恋の悩みに効く「色の活用法」をお教えします。さらに、「色の気」を吸って心や体を快適にする「カラー・ブリージング」、離れた人に「色のパワー」を届ける「遠隔カラー・ヒーリング」の方法も紹介します。

　私が「色は人を癒すのかもしれない」と思ったのは、あるきっかけがあります。
　もう人に使われるのはイヤだと気負いながら小さな広告制作会社の社長になって一年が過ぎようとしていました。あせるばかりで仕事はとれず、社員は次々に去り、私は一人で事務から営業、そして制作の一部を担当する毎日。いつ、何時間寝たのかわからないような日々の中で、私の免疫力は低下していきました。のどの炎症で何も食べられず、熱を出しては入院。退院後にまた無理をして入院。そんな生活の中で、私はあることに気づきました。

　退院する頃になると、いつも猛烈に「紫色」が欲しくなるのです。上から下まで「紫色」を着ていたい。それでも足りず、そこいら中に「紫色」を敷きつめたくなるのでした。自分でも異様だとは思いつつ、色に飢えたかのように「紫色」をもっともっとという感じで、内側からわいてくる欲求をおさえられないのです。
「病気のせいかしら」と思った時、入院先でとなりのベッドにいた女性が夫にいっていたことばが思い出されました。
　彼女は、とても大切なものを頼むといった真剣な声で「紫よ、いい？　紫の花がいっぱいの、わかるでしょ。あの紫のほうをもってきて。ほかはダメ